11話

魔法の言葉

ミンちゃんの検査をしている間もミナクイには目眩がつきまとう。

そんな中ミナクイは、絵の勉強が出来ることになった。
本物の現役絵師さんに本物の基礎を習いに行く。
素晴らしいチャンスだ。チャンスは掴むしかないよね(ง •̀ω•́)ง
体調が良くないから私もついて行って一緒に話を聞く。
必死で食らいついて行くミナクイ。
一つ一つ学ぶのだけど、基礎の全く無いミナクイは、この先迷宮入りするのだ。頑張れミナクイ。
ぽんきちさんも応援してるよ。

そしてミントの検査結果もやはり自閉症。
子供達二人はこれからどう生きて行くか。
どう支援を受けて行くか考えていく。
ミナクイは、もう高校生になる直前。
体調さえ良ければどうとでもなる。
けど、ミンちゃんはまだ小学生。
さて、どうやって教養をつけて行くのか。
全く先は見えないけれど一歩ずつ前を向いて歩いて行くほか方法は無い。
ミンちゃんは、薬を嫌って、私を嫌って、どう手をつけていけば良いのか全くわからない。
けれど。その凍った心を溶かして行く。一歩一歩頑張る他私達には道がない。

母親からも不登校について反発を受け続ける私。
たまに子供達にも分かりもしないのに不登校を責める母親。

果てしない戦いは、じんわりじんわり進んでいく。

9月ごろから私自身について穏やか先生に相談したくなった。
私、実は子供の頃からも今もずっと人とちょっと違う。
ちょっとなんか馴染みが悪く、忘れっぽくおっちょこちょいだ。ミナクイに相談すると、さっさと穏やか先生か、可愛らしい先生に相談すれば良いって言ってくれる。
そうか。せっかくミナクイも背中を押してくれるんだから穏やか先生に相談してみるか!

さっそくぽんきちさんの受診に合わせて予約をとる。
いざ自分になると結構勇気いる。
だって、我が家の最後の砦の私まで心療内科にお世話になる。
山羊子んち大丈夫かなぁ。この戦いに勝利する日は来るのかなぁ。不安感が強まる。が、山羊子は案外メンタル強め。

しかし体調の優れないミナクイ。
一か月に一度の受診って事と、可愛らしい先生と連絡が取れる日が限られている事。
心の凍ってるミンちゃんを受診させることの難しさ。
それに、ミンちゃんは可愛らしい先生に心を全く開いて無い。

第一に私自身、遠くの大きな病院に通うことに疲れてしまった。穏やか先生は、信頼できるし、子供専門だ。
可愛らしい先生には、ここまで診てもらって本当に
助けてもらった。だけども、私に限界が近づいてるって直感的に感じ、勇気を持って、穏やか先生に子供達を任せたいと申し出る。

可愛らしい先生「お母さんは、よく頑張っておられます。転院できるよう準備しますから、穏やか先生にお願いしましょう」
と、快い言葉に、心も声も詰まる私。
可愛らしい先生からの今までの言葉。
本当に救われるばっかりだ。

ミナクイには、美しい心を持っている。素晴らしいものを持っている。優れない体調の悪さと必死で戦っている。素晴らしい。って言ってくれた。

ミンちゃんには、10歳とは思えないほどしっかりと自分と向き合い、しっかりと返答する。その姿勢に素晴らさを感じる。

可愛らしい先生は、私に障害を持って生きて行くに十分な魔法を掛けていただけた。
感謝しかないね(´ー`)

また他の子供達に救いの手を出して行くんだなって思うと、
お別れの言葉も詰まってしまってちゃんとできない不甲斐ない私。けど、可愛らしい先生きっと私の気持ちも丸ごと受け止めてくれたと思う。

⬆10話晴天の霹靂とは…ほんとにあるのだな

⬇12話,フリーズ

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